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横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/12/17 平成23年の稽古納め

【素振り】
・振り下ろす時、肩を前に出す。
・後ろ足の膝はピンと伸ばす。それに伴って前体重になるようなら、中間に戻す。

【九箇の太刀・必勝】
※ポイント
・懸け太刀は、束を押して立てる。

【懐剣術・転身】
※ポイント
・右転身の完了後に懐剣を立てるのは、相手の小太刀による反撃を警戒する意味がある。
・左転身の最初はあまり深く入らない。左転身の最後は相手の反撃圏内から離脱するために少し前進する。

【一か条・表】
※ポイント
・相手との距離によって、右肘で調節する。

【一か条・裏】
※ポイント
・お辞儀は相手と並んでから開始したのでは遅い。
・回転の際、右足の親指を床に付き、推進力と安定を得る。
・右手でもつ小刀は相手の腕を挟むだけ。
・仕上げは左手を押し込み、右手を引く。遠慮しない。

☆本日のひと言☆
今年は1月に雪谷教室より隔週の横浜教室に移ってきて、また本部稽古への出席を許されての幕開けでした。その後6月に銀座教室がスタートしたものの、8月から10月に8回行けたのみでした。結果として年間の総稽古時間は、106時間程度と昨年比22時間増加しています 。
成果としては、西江水が少しできるようになったことと、股関節に乗るという感覚を会得できたことが大きかったと思います。
来年の課題は、ひとつひとつの動きを滑らかにすること、まずはそのために肩甲骨周りを柔軟にすることです。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/12/3 生まれ変わらない限り

【素振り】
重心を前に寄せず、腹筋に力を込め、前足の股関節を折ると、腰が力まず楽になる。

【右転身 四の切り、左転身 四の切り、転身3 】
※ポイント
・刃渡り分のみ進む小さな動き。
・転身3は千鳥の右足に重心を乗せ過ぎると転回完了とともに後ろに下がってしまう。

【懐剣術 転身3  一か条 表 】
※ポイント
右手懐剣は引っ掛けるだけで引かない。
腕を上げると、首が詰まりがちになる場合、素振りの伸び上がる要領で力を抜くと良い。

【懐剣術 転身3 四方投 表】
※ポイント
・先に左手で相手のとう骨を挟み、次に右手懐剣で肘よりの部分を捕らえる。
・四方投の間は常に懐剣を持つ腕を張り、左手は引き続ける。足に意識が行くと、手の張りと引きが疎かになりがち。足はオートマでもいい。
・落とす位置は相手の裏側。仕上げはそこに臍を向ける。そのためには足を着く場所を工夫し、尻を完全に反対向きにすべき。

☆本日のひと言☆
腕を上げると首が詰まったり、足に気を取られると手の圧力が途切れたり、無意識下の体の動きがどうしようもないのは、本当にどうしようもないと思います。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/11/12 二・七・重心

【素振り】
西江水は割と出来てたと思う。重心を真ん中にするように気を付けた。

【九箇の太刀 必勝】
※ポイント
・爪先立ちへ移行の際も肘の位置はそのまま。肘を中心に頭から腕で作るフレームが水平に回転する。
・懸け太刀は後ろ足を左に開くのではなく、継ぎ足して相手に向かって左をすり抜ける方向。進む距離は短くて良い。
・自由落下の後は床から赤子を抱き上げるように優しく。腕に力が入らないように。

―交叉法・転身Ⅱで相手の重心を引出す(素手対小太刀)―
【左転身】
小太刀で突いて来るのを左転身にてかわす。
素手同士の時よりも深くは入れない。右手は相手の腕の下に付ける。

【肘返】
(左転身から)
右手のテンションを保ちつつ、左手を肘の下に差し入れ、お辞儀をする。
※ポイント
相手を流した勢いのままに誘導する。差し入れた左手をぶち当ててはいけない。相手が気づいて盤石な体勢となってしまう。

【四方投】
(左転身から)
①受け流した相手の右腕を上にあげる。
②相手の腕をくぐる。
③足を入替え、右足を相手の右踵の後ろにつけるように置く。
④右手を左膝に近付け、相手を後方に倒す。
※ポイント
相手の腕を回すとき、前に出さず後方で処理する。前に出すと、相手の重心が元に戻ってしまう。

【一か条 表】
(四方投を試みるも、相手が固まって動かない場合)
肘を掴んで、そのまま一か条に固める。

☆本日のひと言☆
みんな型は一通り覚えたということで、相手の重心を上手に引き出すという練習をした。相手の重心が今どこにあるか、というより自分の重心すら正確にどこなのかリアルタイムで把握できないのだから、相手の状況に合わせて技をかけるなんて、当分できそうもないと思った。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/10/29 気楽に行こう

【素振り】
重心を真ん中にする。

【九箇の太刀 必勝】
※ポイント
・右爪先は。真横に向けてじりじり開く。
・大きく踏み出さないと奥小手に届かない。右膝が伸びるくらい。
・振り下ろしの際には、肩に全く力が入らない。
・振り下ろして左股関節に乗る。その解放で懸太刀にする。

【懐剣術 転身】
①右転身(肘を畳んで胸を切る。次に垂直に立てて手首を切る。)
②継足して前進(水平に首を切る。)
③左旋(背中に刃を突き立てる)。[受けも左旋してこれをかわす]
④左転身(垂直に手首を切る。)
⑤左股関節に乗る(水平に首を切る。)
⑥その場で足を入替え、右股関節に乗り換える(水平に首を切る。)

※ポイント
・全般(刃筋に注意)
④相手に近づきすぎないように(踏み込みは大切)。

【懐剣術 左転身 入身投】
①(左転身で手首を垂直に切った後)懐剣を相手右手首に差し込む。
②ステップインと共に右手を下げ、左手で相手のこめかみ付近を捉えて胸に押し付ける。
③右肩を上げて相手の首を捕り、腰の回転で入身投にする。

※ポイント
③右肩が先行すると相手はのけ反るだけ。狙いは「膝カックン」
③腰の回転とは即ち左の股関節に乗ること。出来上がりは九箇の振り下ろした後と同型。

【懐剣術 左転身 三の切り 小手返】
①(上記転身⑦の後)左半身を進めるとともに、左手で相手の小手を捕る。
②左足を引くとともに、小手を引き寄せる。
③適当な所で、懐剣を相手顔面に飛びこませな小手を返して倒す。

※ポイント
②③あくまで小手返。いつものタイミングを心掛ける。

☆本日のひと言☆
館長や先輩方の動きを見ていると、時々「テキトー」な風に見える時がある。でも、動きは正確だし、隙もないので、決して手抜きではない。これは、どうやら一連の動作がセットで小脳に刷り込まれているので、周囲に気を払いながら無意識に動けるため、余裕があるということらしい。
一定程度型を正確に覚えたら、素早く動く練習が必要かもしれない。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/10/15 以心転身

【素振り】
割と安定していた。

【九箇の太刀 必勝】
①互いに正眼に構える。
②使太刀は一歩下がるか、前足を半歩下げ後足を半歩前に進めて、間合いを開ける。この時太刀を持つ手を入れ替え、顔の右に垂直に立てて八双のような構えになる。すなわち、左が上で右が下。左肘で首を包み込むように左腕を巻き付ける。
③右爪先をじりじりと真横に開き、ある程度開いたら、踵を外に向ける。
④尻抜けの要領で両足を揃えて爪先立ちとなる。
⑤左足を一歩進めるとともに、相手の奥小手を目掛けて太刀を振り下ろす。
⑥打太刀はこれを嫌って下がり、使太刀が外すと頭を目掛けて太刀を振り下ろしてくる。
⑦使太刀は燕飛とは逆の懸太刀でかわし、相手の両腕を捕る。

※ポイント
②頭の位置が前後に動かないように。また、腕を巻きつける際に肩が上がらないように。
③袴で隠れて足の動きが見えない想定。体はあくまで正面を向いている。奥小手が狙えれば十分なので頑張って大きく開かなくても良い。
⑤自由落下。

【懐剣術 右転身 二の切り】
※ポイント
踵の下に紙一枚を入れた隙間を作ったまま構え、転身する。その時膝が浮かないように。股関節にこだわるあまり居付かないように注意。

【懐剣術 右転身 一か条 表】
※ポイント
左手だけで耳を捕り、圧を一定に保ちつつ腰を折る作業を行う。いわゆるパンタグラフの技術が必要。肘などを駆使する。

【懐剣術 右転身 一か条 裏】
※ポイント
回転により圧を保つ作業は表に比べて容易になっている。

【懐剣術 右転身 二の切り 切下 側面入身】
①相手の小太刀を切り上げた後、脇腹に左拳で当て身を入れる。同時に右手を外側に張る。
②再度左拳を真っ直ぐに相手顎下に差し込む。
③肘を相手の胸に突き立てて、後ろに倒す。

※ポイント
③ちゃんと後体重にしておくことが前提。

☆本日のひと言☆
入門して最初に習う転身。型を真似るところから始まり、その後股関節の調節で動くことを覚えました。現在は如何に素早く、また次の動作にスムーズに移行できるようにするかという点が課題になっています。外見上は同じで単純に見える転身ですが、これほど奥が深いものなのです。転身は敵の攻撃を交わし反撃に移るための動作であり、これがうまくいかなければどんな技も使えないわけで、常に真剣勝負の心構えで稽古することが必要だと思います。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/10/9 特別篇 講習会・燕飛解釈伝

【燕飛】
①右股関節を開きながら一歩爪先を着くが、体重は乗せない。
②右足に体重を乗せるとともに、臍を右に向け、右股関節を畳む。
③左股関節を開きながら、左足を相手に向けて着く。

※ポイント
①~③刃の向きを一旦後ろにし開いてから、相手に向く際に刃の向きも相手に向ける。上級では剣の回転が小さい。
・合し打ちでは相手の正中線を取る。

【猿回】
<懸け太刀>
・後足を左へ進めると同時に、右手だけで刀を弾くようにして、右肩に格納する。
・後足を前足踵のすぐ後ろに付けるテクニックもある。

【山影】
山影とは、左(相手にとっては右)脇腹を下から撫で斬ろうという構え。打太刀はこれを嫌って一歩下がる。山影に移るには太刀を反時計回りに回して剣先を下に向ける。

【月影】
解釈伝ではまずお辞儀だけ、続いて左足を一歩前(間合いを確保するために型ではどちらでもいい)

<逆城郭勢>
互いに負けないように踏ん張る。胸を張る。

【浦波】
合し打ちの後、剣先を下げない。打太刀が負けて落ちていく想定。打太刀を牽制しつつ、右に展開する。間合いが開き過ぎないように注意する。

【浮舟】
自分の重心が自由落下する。太刀は床と平行に。剣先で押さえない。
目線は相手に向ける。下を向かない。

☆本日のひと言☆
今まで一通り教わってきたものの、ちゃんと解釈できていなかった燕飛解釈伝ですが、本日の講習会で集中的にやったため、使太刀に関してはようやくつながってきた気がします 。しかし、剣術100%の講習会ってかなり疲れました。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/10/1 一歩一歩

【素振り】
とても汗をかいた。肩甲骨を前に出すことに気を付けた。

【燕飛・使太刀】
※ポイント
・最初の振りかぶりの後、臍を相手に向ける。
・最後の山影の後の雷刀は、その場にて太刀を正面に構える。振り上げると遅くなる。

【懐剣術 右転身】
①股関節の解放と共に、右腕が真っ直ぐ前に出る。
②相手の胸の高さにて直角に向きを変え水平にする。
③肘を畳んで相手の胸を斬る。

※ポイント
①右腕は真っ直ぐ前に出す。
①あらかじめやや前重心とすることにより、転身の際の後ろから前への重心移動を防ぐことができる。
①②一挙動にこだわるあまり、刃先が斜めに動かないよう注意。

【懐剣術 左転身】
転身の後、懐刀を地面に垂直に引き上げ、相手の手首を斬る。

※ポイント
深めに踏み込んだ方がいい。

【懐剣術 右転身 一か条】
※ポイント
前足の爪先を内側に向けすぎたり、転身が回りすぎて体が開いてしまうと、相手から遠くなる。以降、同様。

【懐剣術 右転身 二か条小手返】
①両腕を十字にして束と刃を握り、切り上げた相手の前腕の二本の骨を捕る。
②相手の肘を狙って刃をえぐるようにして押し下げ、二か条にきめる。
③フレームを維持したまま左より相手側方に崩す。

※ポイント
③右肘を相手の顔面にぶつけるような軌道を描く。
②③両手十字の交点と両手で作る三角形の面(≒フレーム)を維持する。手のみに意識すると、皮だけ捕って骨を捕れない。

【懐剣術 右転身 三か条】
二か条のフレームを縦に回すと三か条になる。

【西江水】
※ポイント
・前足を安定させるためには、内転筋に相当の力を込めて耐える。外側に体が流れるのを防ぐため。
・前足の張りにより、後ろ足に相当の力が発生する。畳を後ろにずらせるくらい。

☆本日のひと言☆
「西江水」と「股関節に乗ること」をこの夏から秋にかけて習得しましたが、今度はそれぞれにおいてもう一段上の動きが課題になっています。一歩階段を登ればまた一歩という具合にどこまでも道が続いていきます。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/9/3  言葉が通じた!

【素振り】
遅れて行ったので、少ししかできなかった。

【燕飛・使太刀】
太刀を左に振り払うのではなく、真っ直ぐ中央に構えてから下ろす。下ろした太刀は左爪先を指し下半身を防御する。このとき、後ろ体重とならないように注意する。重心は両足の真ん中。
最初の合し打ちでは、棒を振るのではなく楯を相手の太刀に被せる意識で。足の入れ替えをなるべく早く。

【片手取 三か条】
①相手が右手で、こちらの左手首を握る。
②持たれた左手の平を下に向けて開き、同時に顎へ当て身を入れる。
③相手の右腕をくぐる。
④右手で相手の右手首を掴み、手の平が小指方向に広がっていくイメージで掴んでいる相手の右手を三ヶ条にきめる。

※ポイント
④小指を通じた手の平のテンションには限界があるため、回すのは体幹の捻りで行う。

【片手取 四か条】
<三ヶ条を試みるも不首尾の場合>
右手で相手の手首を外側にひねるようにし、解放された左手で脈部を四箇条で押さえる。

※ポイント
右手と左手の力の方向をずらす。一致すると相殺されて効かない。

【片手取 四方投げ 表】
①相手が右手で、こちらの左手首を握る。
②持たれた左手の平を下に向けて開き、同時に顎へ当て身を入れる。
③右手で相手の手首を取り、左手も持ち替えて、四方投げとする。

※ポイント
③最後まで両手で掴む。

【片手取 腰車】
<片手持ち四方投げを試みるもくぐり抜けるための十分なスペースがない場合>
①行けるところまで尻抜けの要領で左半身を滑り込ませる。この間も相手の腕はしっかり捕らえ、頭の後ろに担ぐような形になる。
②若干右に体重移動してから、相手袴の左裾を掴み、上半身全体を右に回して投げる。

※ポイント
②体重移動で相手を片足重心にすることが必須。両足均等に体重があっては、相手は安定して動かせない。

【片手取 四方投げ 裏】
<「四方投げ 表」の最後に裏へ入る>

※ポイント
遠くなりがちなので注意。

【右転身 一か条 表】

※ポイント
一カ条の押えこみが完成した時に、右股関節に乗っておく。乗ったまま左足を相手両足の間に差し込む。そこからの反動で相手を地面に這わせるところはこれまでと変わらないが、この間一貫して相手の腕を押し続ける感覚。

【右転身 一か条 裏】

※ポイント
<回転について>
左足を差しいれる際に、あらかじめ左股関節に乗っておく。これを開放することで回転のきっかけを得て、後は惰性で回る。より回りやすくするために、頭の重さを利用する。

☆本日のひと言☆
1年以上わかったつもりでできていなかった「股関節に乗る」動作を会得したようだ。「ようだ」というのは自分では進歩を実感しているわけではないので、そういう表現になってしまう。館長や先輩方が「やっとここまで来た」と喜んで下さったので、私も進歩(?)とご指導の情熱に感激している次第だ。これからは共通言語の「股関節に乗る」を駆使しながら、様々な技を磨いていきたい。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/8/13 「はやぶさ」のイオンエンジンのように

【素振り】
西江水がいまいちになっていた。床が板だと痛くてつらい。

【燕飛・使太刀】
・合し打ちの後、頭を下ろして斬らせる場面。相手になりきり、自分が剣を振り下ろすような意識でいると、タイミングを合わせやすい。
・二度目の合し打ちの後、三歩進んで相手の背中を斬りに行く。その間はつねに臍も体も相手の方を向く。横歩きみたい。

【素手対小太刀 転身Ⅰ 一か条】
◎相手が小太刀で正面打ちに斬りこんでくるのを右転身でかわす(以下、共通)。

※ポイント
・右転身で張った右腕を戻す際に、相手の腕の皮を一枚引っ掛けるイメージ。
・重心が右足からニュートラルに戻るまでの間に完了する。左重心になるまで引っ張ってこないこと。

【素手対小太刀 転身Ⅰ 二か条】
①右手で相手の拳を掴み、左手で小太刀の峰を押さえる。
②相手の拳を内側に回転させる。
③左手で刃の先を上げ、梃子のようにして二か条にきめる。

※ポイント
③小太刀の束の方向が相手の正中面を向いていることが必要。

【素手対小太刀 転身Ⅰ 裏落】
①右転身から戻る際に左手で相手の手首付近を捕らえテンションをかける。
②右半身と共に右腕を差し入れる。
③お辞儀に合わせて手の平を下に返して崩す。

※ポイント
②差し入れる角度は相手の腕に対して直角。
(全体)両方の膝を折るのが目的。そのためには相手の重心を中央に。

【素手対小太刀 転身Ⅱ 小手返】
①小太刀を握る相手の拳を包み込むようにして右手で掴む。左手は刃に気をつけつつ刃先近くを捕らえる。
②掴んだ相手の拳を外側二か条とは反対側に返す。手の内はしっかり小手返しの形を作る。
③相手の重心が両足より外側に移ったら、小太刀を真下に押し込んで崩す。

※ポイント
(全体)主役は小手を返す右手。きちんとかける。

☆本日のひと言☆
小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジンは、地上では僅かに1グラムを動かす程度の力しかないそうだ。摩擦のない宇宙空間とはいえ、それが4万時間もの活動を可能にし、偉業を達成したわけだが、本日の皮膚1枚を捕るという微弱な力には、イオンエンジンにも通じる日本の技術の極意が隠されている気がしている。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/7/30 剣術の型は法律の如し

【素振り】
ヘソの裏を丸めることに意識してやってみた。

【燕飛】
※ポイント 使太刀
月影のあとの左足を引く動作と、次の右足を出す動作は、一挙動。四方投げの尻抜きと同じ原理。

【片手取 合気投】
①左手首を相手は右手で掴んで来る。外側から親指をとう骨に引っ掛けるようにして掴む。
②左手を上に返して相手の親指を取る。
③斜め下方向に誘導して崩す。

※ポイント
親指主導で『イェーイ!』の手つき。

【片手取 裏落】
①左手首を相手は右手で掴んで来る。外側から親指を膮骨に引っ掛けるようにして掴む。
②左手を上に返して相手の親指を取る。
③右足を進めるのに伴い、右腕を相手肘下に差し入れる。
④お辞儀をしながら、肘を下に返して崩す。

※ポイント
②相手の重心をやや手前にする。
③肘を差し入れる角度は相手の腕と直角。
③引き出した重心を元に戻さないように注意。パントマイムの要領。

【片手取 二か条 表】
①左手首を相手は右手で掴んで来る。外側から親指をとう骨に引っ掛けるようにして掴む。
②左手を上に返して相手の親指を取ろうと試みるが断念し、下から回して相手の前腕の上に置く。
③右手を相手の手の上に添え(滑らないように押える目的)、左小指をしっかり張る。親指は置いているだけ。
④中の三本の指が、指先のみが内側へ落下するような軌道を描いて二か条に極める。

※ポイント
②ここでも『イェーイ!』の手つき。その時、肘を内側に滑らす。また、下から回す際も、肘・肩を柔軟に使うことで滑らかに動かせる。くぐらせる間、掌は上を向いたまま。

【片手取 二か条】
④まで二か条表に同じ
右手に持ち替えて、右手のみで二か条に極めたまま一本捕りと同様に抑え込む。

※ポイント
肩の引っかけが外れがち。小指のテンションを維持しつつ、うまく右手に引き継ぐ。

【四方投げ 尻抜き】
※ポイント
①左足を差しいれたら踵を浮かせておく。深く差しいれすぎないように。
②左足を軸に180度回転するものの、足は寄せない。相手の腕を上下させない。
③腕をくぐらず、上げず。左足(後ろ足)から頭頂が斜めに一直線となり、そこを腕が滑って登るイメージ。
④脇を開けないよう常に留意する。特に腕をくぐった直後に脇を締める。
⑤前足を引き寄せるのは、腕をくぐってから。その時、尻抜きを完成させる。

☆本日のひと言☆
私ごとながら、筆者は法律を覚えるのが苦手だ。本当は法律を理解したうえで、ビジネスや生活に活用すべきなのであるが、そのレベルには遠いと言わざるを得ない。同様に剣術の型もなかなか覚えられない。こちらも型の持つ意味を理解し、それを体術なりに活かしていくのが望ましいのであるが、その入口で躓いている。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/7/16 ひと月半ぶりの練習

【素振り・西江水】
※エクササイズ
・長拇指伸筋と中臀筋のみを使う。筋トレは、筋肉の強化より単独で筋肉を意識することが目的。
・スクワットのように両足を開いて、膝の角度を変えずに、ふくらはぎだけを使って上下する。
・中臀筋は、斜め後ろに出した足を、肉を床に着けつつも、骨を浮かす程度に上下する。

※ポイント
・後ろ足は親指のインサイドのエッジで掻き出すように進む。
・エッジを立てるためには膝を内側に捩込む。靭帯に負担がかかれば正解。
・インサイド側にしっかり重心をかけるためには、親指と人差し指で畳を掴むようにするのがコツ。
・前足は、後ろ足が生み出す推進力を内転筋でしっかり受け止める。膝が開かないように注意。
・親指と踵を結ぶ線の上に立っているイメージ。これは前足になっても後ろ足になっても同じ。
・臍から正面に向かって一直線に伸びる線を押していく。杖などを当てるとわかりやすい。そのためには、初動に中臀筋を使うとスムーズになる。ただ、その働きは外見上はわからない程度。

【半開半向】
①打太刀が正眼の構えのまま近づいてくる。使太刀は剣先を外側に逸らせて、奥小手を見せ打たせるようにする。
②打太刀が奥小手目がけて斬りこんでくる。使太刀は剣先を相手に向けたまま右に少し開く。
③使太刀は開いて生じたスペースに、半身になり体を滑り込ませる。
④さらに前進し相手を圧迫、打太刀はこれを嫌い後退して八双に構える。
⑤使太刀は相手耳から鼻先へ斬りつける。

※ポイント
②③は一動作で行うのが理想

【四方投げ】
※相手がくるりと回ってしまう場合
・相手の腕をくぐり抜け振り返った時、右肘を張って相手肩甲骨(手前)の下付近にあてがい、肘先を肩甲骨の外縁に沿わせる。これにより、相手が回転するのを防ぐことができる。相手が回ってしまいそうかどうかは、手の内や、相手と接した背中で感じる。

☆本日のひと言☆
ずっと出張で久しぶりの練習となってしまった。以前から苦手の西江水を徹底訓練していただいた。足のエッジの部分の活用がカギだった。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/6/4 花は上野よ、柳は銀座

【素振り】
西江水は前回より少しましになったかもしれないが、確証はない。

【燕飛 解釈伝】
難しかった。相手のどこに隙があるかなんて、見分けられないと思った。

【転身】
間合いがやや遠めになりがちだった。
踵に半紙一枚敷いている感覚だと、初動が容易になるらしい。

【右転身 一か条 表】
※ポイント
ステップインせずに、パンタグラフの如く肘を折り、圧力を一定に保つ。右手は三角形のフレームを最後まで維持する役目をする。

※流れ
右転身の緊張を解くことにより、左股関節を畳む。左股関節の解放により一カ条に巻き込み、右股関節を畳む。右股関節の解放により、左へ重心を移動、相手の両足の間に左足を差し込む。移動した重心が相手とぶつかって跳ね返る勢いで右の床に押さえ付ける。

【右転身 一か条 表】
胸に押し付けないでかけるバージョン。
相手の手の甲と、自分の胸が平行になるようにする。
お辞儀の要領がやはり飲み込めない。

☆本日のひと言☆
銀座教室がスタートした。同じ時に目と鼻の先にいたにも関わらず、仕事で行けなくてつらかった。練習時間の確保に、去年以上に苦労している。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/5/21 絶不調

【素振り】
苦手だった右のセイゴウスイができるようになったと思ったら、左が全くできなくなっていただけだった。

【燕飛・くねり太刀】
①最初の振り上げでは、太刀を右にひねって、刃を外向きにする。
②上体を大きくくゆらせながら、背中より落下し、最後に刃を打太刀の奥小手に下ろす。

※ポイント
②走り高跳びのようにやる。

【脾力の養成 1人捕】
直角の位置から両手でこちらの片腕を捕られる。

【脾力の養成 2人捕】
2人に直角の位置から両手でこちらの両腕を捕られる。

【脾力の養成 3人捕】
2人捕の状態に加え、真後ろから後襟を掴まれる。

※ポイント
セイゴウスイができないので、十分な推進力を得られず、いずれもうまくできなかった。

【脾力の養成 1か条(表)】
(①~⑤は前回までと共通)
①90度の角度から相手が両手でこちらの前腕を掴み、動かさまいとする。持たれている腕に呼吸を入れる。
②(セイゴウスイ)後ろ足から生まれる推進力で前進。
③ある程度浮き上がったところで、前足を踏み出し、後ろ足を継ぎ足してさらに前進、両腕を振りかぶる。
④前足の爪先を相手に向ける。
⑤持たれている前腕の位置を変えず、前足を軸に180度大きく左旋。
⑥その場で肘を取り、セイゴウスイで上体を倒す。
⑦固める。

※ポイント
⑥原則、ステップインしない。

☆本日のひと言☆
左のセイゴウスイが、全くできなくなってしまった。右だって十分ではない。原因はよくわからない。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/5/7 今は、守りの時

【素振り】
まずまずだった。

【三学円の太刀 取り上げ遣い 斬釘截鉄】
①正眼で双方近づく。
②間合いに入ったら、打太刀は正面に雷刀となり、仕太刀はやや左にそれ雷刀に構える(ヘソは相手に向ける)。
③打太刀が右足を進めて斬りこんでくると、左足を半歩前に出し太刀で相手の右手首を取る。
④右足を半歩引くとともに背骨を軸に体幹を右に回転して、太刀により相手の手首を手前に引き出す。
⑤体幹を逆回転して、相手の手首を戻す。打太刀は八双の構え。
⑥元の位置に戻って、雷刀に構える。
⑦再び打太刀が斬りこんでくるところ、右足を踏み出してかわし、袈裟に斬りつける。

※ポイント
④半歩引くと同時に、フレームが完成する。足を引いた後でフレームを作るのではない。

【脾力の養成 小手返 裏 固め】
①90度の角度から相手が両手でこちらの前腕を掴み、動かさまいとする。持たれている腕に呼吸を入れる。
②(セイゴウスイ)後ろ足から生まれる推進力で前進。
③ある程度浮き上がったところで、前足を踏み出し、後ろ足を継ぎ足してさらに前進、両腕を振りかぶる。
④前足の爪先を相手に向ける。
⑤持たれている前腕の位置を変えず、前足を軸に180度大きく左旋。
⑥左足を右足に揃えるとともに、左手をかぶせるようにして相手の右手を取る。
⑦小指を引っかけたまま、右足を相手と反対側に大きく踏み出す。右手は振りかぶるようにする。
⑧左足を相手の後方に進めると同時に右手で顔面に当て身を入れ小手返に倒す。
⑨左小指のテンションを維持したまま右手で肘を叩くと相手が俯せに返る。
⑩反対側に回り込んで、左小指で引き上げつつ、右手で相手の小手を通じて肩を地面に押し付ける。

※ポイント
⑥肘から手首に左手をずらすようにし、小指を相手の魚腹に引っ掛ける。
⑦子供の手を引くが如く左肘は脱力。
⑨⑩左小指のテンションを維持したままでないと、かからない。
⑩左小指で引く方向と右手で押し込む方向はずらす。方向が平行になると相殺されて効かない。

【脾力の養成 入身投】
(①~④まで小手返と同じ)
①90度の角度から相手が両手でこちらの前腕を掴み、動かさまいとする。持たれている腕に呼吸を入れる。
②(セイゴウスイ)後ろ足から生まれる推進力で前進。
③ある程度浮き上がったところで、前足を踏み出し、後ろ足を継ぎ足してさらに前進、両腕を振りかぶる。
④前足の爪先を相手に向ける。
⑤持たれている前腕の位置を変えず、前足を軸に180度大きく左旋しつつ、左手で相手の肘を取る。
⑥右足を引きながら右手で相手の右手を払い下げ、同時に左手で相手の頭を我が胸に押し付ける。
⑦右手で相手の頭を巻き込み入身投にする。

※ポイント
⑥三つの動作を同時に行う。
⑥⑦途中で引くのをやめて右肩を相手にぶつけるようにして入り身して投げる方法もある。

【小手返】
・小指は腕の内側を、親指は外側を引き出す。引き出す方向はしばらく腕なりで、やがて上方に向かう。
・手首を動かしてはいけない。
・小指はやや下方向に圧力、親指と人差し指・中指をこするように、上下に動かす。特に親指を巻き込まないように注意。
・もう一方の手で補助する場合も、巻き込む面を大事にする。即ち、腕から真っ直ぐ前に地面とは垂直な面である。

☆本日のひと言☆
五月病みたいで、仕事を始めとして毎日の生活に気力が湧かない。実は、練習に行くのも家を出るまでにかなりの気合がいる。もっとも練習を始めてしまえば、気も紛れて没頭できるのだが。。。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/4/30 脾力か臂力か

【素振り】
だんだん腰のだるいのがなくなってきた。

【燕飛】
打太刀がなかなか覚えられない。

【三学円の太刀 取り上げ遣い 斬釘截鉄】
①正眼で双方近づく。
②間合いに入ったら、仕太刀はやや左にそれ、雷刀に構える(ヘソは相手に向ける)。
③打太刀が斬りこんでくると、左足を半歩前、右足を半歩後ろに引いて、太刀で相手の右手首を取る。
④背骨を軸に体幹を右に回転して、太刀により相手の手首を手前に引き出す。
⑤体幹を逆回転して、相手の手首を戻す。
⑥元の位置に戻って、雷刀に構える。
⑦再び打太刀が斬りこんでくるところ、右足を踏み出してかわし、袈裟に斬りつける。

※ポイント
②雷刀は足を揃える。

【脾力の養成 三か条 表 固め】
①90度の角度から相手が両手でこちらの前腕を掴み、動かさまいとする。
②(セイゴウスイ)後ろ足から生まれる推進力で前進。
③ある程度浮き上がったところで、前足を踏み出し、後ろ足を継ぎ足してさらに前進、両腕を振りかぶる。
④前足の爪先を相手に向ける。
⑤持たれている前腕の位置を変えず、前足を軸に180度左旋しながら三か条に取る。
⑥相手の前に回って、床につけ固める。

【脾力の養成 三か条 裏 固め】
(①~⑤まで共通)
⑥相手背後に回って崩す
⑦(正座の状態で)腕を両足で挟み、手を持ち替え、右手は腕を抱えるようにして上体全部を使って回す。

※ポイント
⑦相手の肘を曲げ上腕を回すようにするとさらに効く。

【脾力の養成 三か条 表 固め 巻詰】
(①~⑤まで共通)
⑥そのまま相手掌を相手右尻上部に当てる。

※ポイント
⑥掌を相手尻側に向ける。

☆本日のひと言☆
前回より始まった「脾力の養成」シリーズ。しかし、同じ「ひりき」でも養神館などの基本動作では「臂力」と表記しており、そちらの方が広く使われているように思われる。実際、旧軍でも機械や馬に頼らない輸送を「臂力搬送」(こちらは『ひりょく』)と呼んでいたそうだ。改めて調べてみると「臂」とは腕のことを差しているという。だが、私たちが「脾力の養成」で用いているのは単に腕の力というよりは、下半身から生まれる力が源泉となっており、一部の内臓を表す「脾」の方が感覚としては合っている気がする。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/4/16 私のエネルギー問題

【素振り】
本日はセイゴウスイに乗れたと思ったのだが、このあとの脾力の養成では十分な推進力を得られなかった。

【燕飛】
左に担いだ太刀を右に持ち替えるのは、防御の目的から。足を揃えるとともに持ち替えることでしっかり受け止めることができる。受け止めた太刀を弾き返すために左足を後ろに蹴り出す。燕飛の型のそれぞれの中で、どこに隙が生まれるかを見極める。

【脾力の養成 二か条 表 固め】
①90度の角度から相手が両手でこちらの前腕を掴み、動かさまいとする。
②(セイゴウスイ)後ろ足から生まれる推進力で前進。
③ある程度浮き上がったところで、前足を踏み出し、後ろ足を継ぎ足してさらに前進、両腕を振りかぶる。
④前足の爪先を相手に向ける。
⑤持たれている前腕の位置を変えず、前足を軸に180度回転する。
⑥掴まれている手を相手の手の上からかぶせ二か条にとる。もう片方の手は相手の肘を横に引く。
⑦フレームごと下に導き二か条にきめる。
⑧耳を取り前に倒して肘を押さえつける。
⑨通常の二か条の要領で崩す。二か条に取ったまま、地面に下ろす。

※ポイント
②③持ち上げるより、前に進むことを考える。
⑨肩と肘をちゃんと引き出して固める。

【脾力の養成 二か条 裏 固め】
(下記以外は「二か条 表」と同様)
⑤相手の後ろに、後ろ足を進めてこれを軸にして回転する。

【居取 二か条】
持っている場所から腕を通じて肩を回すことを狙う。それに伴い肘が上がって来るのを反対の手で押さえると効く。二か条を片手でかけるには、こちらの動きが、どのように相手に作用するかを熟知していなければならない。小指は相手の小手を小指側に畳むテンションを担当し、親指は相手の肩の回転担当。相手の肘が上がって来るのを防ぐため、双方の前腕を一体としてシーソーの要領で押さえ込むと良い。相手の状況によっては肩から腕全体でシーソーにしても良い。

☆本日のひと言☆
セイゴウスイは、左右で巧拙に差があることは認識していたが、自分なりに進歩してきたと思っていた。しかし、脾力の養成のためには、推進力が全く足りないことがわかった。これは、夏までに取り組むべき課題としたい。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/3/26 今ぞ、鉄扇

【素振り】
仙骨を丸めることができたので、前半はうまく乗れていたが、後半だんだん乱れてきた。スタミナみたいなものがあるのだろうか。

【燕飛】
・山影は太刀が相手との目線の間にくる。太刀の陰から相手を覗くイメージ。
・合し打ちの後、剣先が下がらないようにする。

【鉄扇対小太刀 逆松葉 右転身 小手返】
①右転身のあと相手が鉄扇を握ってくる。
②続いて小太刀で撫で切りに来るところ、左手で手首を止める。
③鉄扇を内から外へ返して相手の親指を攻める。
④左手の張りを維持したまま、右手は親指を攻め、フレームを右に回して崩す。

※ポイント
③鉄扇を軽く握っていれば、返しやすい。
④右手が主導する。
④小手を首尾よく大きく返せたら、そのまま相手を斜め後方に誘導すれば良い。

【鉄扇対小太刀 逆松葉 右転身 二か条】
①小手返しを試みるものの、相手の力とぶつかり返せない場合、鉄扇を反対に返して相手の小指側を攻める。
②鉄扇で小指側を攻めつつ、相手の後方に入り身して上体を折る。相手が鉄扇を離せば投げられる。小太刀を握る。

【鉄扇対小太刀 逆松葉 転身3 崩し】
※ポイント
焦って体が先行しないこと。臍をしっかり相手の中心に向ける。

【鉄扇対小太刀 逆松葉 転身3 天地投】
①転身3の後、鉄扇で相手の右腕を切り上げ、目よりやや上の高さで左手甲により肘を取る。
②鉄扇で頭を打つ。
③半歩進みつつ、鉄扇を相手の首の脇へ差し込む。
④左手甲は肘を捕えたまま時計回りに大きく回転する。同時に右足を差し入れ相手の上体を膝の上で寝かせる格好になる。
⑤右手で補助しつつ左手を小指側で押さえるように肘を持ち替え、右手は鉄扇の要側で脇腹を打つ。
⑥右は爪先立ちとなり、重心を低くすると相手をさらに固めることができる。受けは左手を床に着くと多少緩和される。

☆本日のひと言☆
1月から始まった鉄扇の稽古が本日をもって終了となった。それまでは、鉄扇なんて存在を知っているくらいのものだったが、3ヶ月終わってみればマイ鉄扇を購入して毎日職場にも持ち歩いている。
計画停電で、例年よりも辛抱を強いられそうな今年の夏に向けて、心強い相棒になりそうである。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/3/19 絶望の闇の中・・・

【素振り】
仙骨を丸めるには、腹筋を引き締める。同時に中臀筋を張る。

【燕飛】
・燕飛最初の振り上げは大きく左手小指主体で刀を持ち右手はただかぶせるだけ。左足を相手に向けて完全に前体重となる。
・山影は右手で剣を持ち、左手はただ添えるだけ。
・最後の山影雷刀から太刀を降ろす際に、脇を絞る。

【鉄扇対小太刀 転身3 崩し】
(転身3のまま、体を預けて崩す)

※ポイント
鉄扇を相手首筋に当てた瞬間に、左手を張ってしっかり捕らえること。

【鉄扇対小太刀 逆松葉 右転身 裏落】
①小太刀で斬りこんでくるのを右転身でかわす。
②手首を鉄扇で打った後、左手で手首を押えるとともに、右腕を相手脇の下に差し込む(鉄扇は下向き)。
③鉄扇を上に返す。遠ければ、後ろ足を継足にして間合いを詰める。
④鉄扇を下に返すとともに、お辞儀をして相手を倒す。

※ポイント
②~④左手の張りは維持。
④相手の右膝を折ることが目的。

【鉄扇対小太刀 逆松葉 右転身 車倒】
①小太刀で斬りこんでくるのを右転身でかわす。
②手首を鉄扇で打った後、左手で手首を押える。
③左手を張ると同時に、鉄扇で相手顔面を打つ。
④右手を相手右肩に置き、後ろ足を継足して、右踵を相手の踵に合わせて倒す。

※ポイント
動作の継ぎ目がないように、なるべく一挙動を心掛ける。

☆本日のひと言☆
暗澹たる気持ちで毎日を過ごしていますが、世情や仕事を離れて、無心に打ち込める時間が僅かな救いになっています。それぞれ困難を抱えながらも、一緒に稽古をしてくださる館長、先輩方、稽古仲間の皆さまに感謝しています。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/3/5 一人ひとりが、タイガーマスク

【素振り】
中臀筋を張ることにより、後ろ足首を伸ばすだけで推進力を得る。前の足首が緊張したら間違い。きっかけを前足や体重移動で行うのも間違い。中臀筋を意識するには、足を後ろ斜め45度方向にて持ち上げるとよい。

【燕飛 猿廻し】
①打太刀が左肩目掛けてきりこんで来るのを、斜の構えから太刀を取り上げて左体幹の外側で受ける。
②後ろ足を張り、茶巾絞りのみで太刀が水平になるまで下ろす。
③若干緩めると、打太刀が右から袈裟に切り込んでくる。
④仕太刀は後ろ足(右足)を引き寄せ持ち上げるとともに、体幹の右外側で受け止める。
⑤左足を後ろへずらすとともに、太刀を通じて重さを伝え、太刀を水平まで持ってくる。

※ポイント
⑤このとき、足の向き、臍の向きが太刀の向きと平行になる。

【居取 入り身】
①相手が正面打ちに来るのを、左に回って避ける。
②左手で相手の頭を自分の胸に押し当てる。
③右腕を持ち上げて、相手の首を詰まらせ、後ろに巻き込み倒す。

【合気下げ】【四方投げ】
いずれも中臀筋を張ることによって得られる圧力で相手をとらえる。

☆本日のひと言☆
巨大地震の被災地の報道に接するたびに、胸が張り裂けそうになります。
一人ひとりができることをしていくことが大事だと思います。まずは、献血に行ってきます。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/2/19 決戦は金曜日 鉄扇は土曜日

【素振り】
以前からそうなのだが、素振りをすると、やたらと腰がだるくなる。困ったものだ。

【燕飛】
通しで仕太刀をやった。

※ポイント
①最初の剣の振り上げは大きく。
②横雷刀でお辞儀をした後、斬りつける際には左足を出す。
③最後の山影から打ち込む際には、前に足を揃える。また、一旦真上に刀を振り上げ、真っ直ぐ相手の人中路に下ろす。

【鉄扇対小太刀 逆松葉 左転身 入身投】
①鉄扇で相手の腕を払うように、前方へ誘導する。
②一歩進む。鉄扇の向きを変えて、相手の腕をたたむ。
③相手の背中に左手を添えるとともに、鉄扇を顔面に近付けて、後ろに倒す。

※ポイント
③相手の姿勢によっては、腰を叩く場合もある。

【鉄扇対小太刀 逆松葉 左転身 腰車】
(入身投を試みて、鉄扇で小太刀のツカを取れた場合)
①鉄扇のテンションを維持しつつ、相手の脇をくぐり抜ける。
②弥次郎兵衛のように右に倒れて投げる。

※ポイント
①右手のテンションを維持しつつくぐり抜けるためには特殊な体の使い方がカギを握る。頭が先行しない。肘を天に向かって突き上げる。そのテンションは自らが進みたいのとは逆方向を指す。右の股関節を折って体重は右足にかけたまま、左脚だけを差し入れ、続けて頭を差し入れる。
②必要なら左手で相手の左脚を持ち上げる。

【鉄扇対小太刀 松葉 左転身 小手返(表)】
(左転身から。以下同様)
①手の内で鉄扇を半回転して向きを変える。
②相手の手首に鉄扇を上から引っ掛け、反対側の端を左手で上から掴む。
③右肘で相手の顔面を打つようにして後方に崩す。
④腰を回してさらに崩す。

※ポイント
③④あくまで小手反し。肘は適当なところで止めて、とどめは腰の回転で。

【鉄扇対小太刀 松葉 左転身 小手返(裏)】
①左転身から戻る際、一度相手の腕を打つ。
②左足を一歩進めて左手で相手の手首を取り、前方へテンションをかける。
③右足を引いて相手と背中合わせになり、鉄扇で相手の腰を打つ。
④左半身とともに左手で相手の小手を引く。
⑤崩すポイントまで来たら、鉄扇で顔面を打つ。
⑥小手を鉄扇で叩いて、小手返しに倒す。
⑦相手の肘に鉄扇を押し当てる。
⑧相手の頭側を回って相手をうつぶせにし、小手を固めて小太刀を奪う。

※ポイント
⑧右足を引き寄せ、左足一歩で回り込む。歩数が多くならないように。

【鉄扇対小太刀 逆松葉 左転身 小手返(渦巻)】
(左転身にて鉄扇で打った際、相手が小太刀を落としたと想定)
①相手の腕に自分の腕をからませ、下に誘導する。
③腕が外れたら、再度同様にまきつけて、小手返しに誘導し倒す。

※ポイント
②再度巻きつける際に上に戻さない(体勢が立ち直ってしまう)。同じ位置で繰り返すこと。

☆本日のひと言☆
転身の際、鉄扇で効果的にはじくためには、親指と人差し指で作った輪っかで軽く握り、当てる時にスナップを利かせることが良いという。また、小手返(表)の手の内で鉄扇を半回転する動作がある。どちらもうまくできないし、何より「本物」を持ってみたいという欲求から、マイ鉄扇を注文した。
もっとも、れっきとした武器だから、人を付けての練習には使えないので、ひたすらシャドーでやるしかないのだが。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/2/5 目先のものにとらわれない

【素振り】
せいごうすいは、割とよくできていたようだ。

【燕飛】
①互いに正眼の構え。間合いは通常より一歩ずつ程度離れる。
②仕太刀は、左足を一歩踏み出すとともに、剣先で人中路を取ったまま、刃先を上下反転させる(腕は左がしたでクロスする)。
③両足で沈み込んでから浮き上がり、剣先で相手の太刀を上にはじく。打太刀は剣先をやや上げる。
④太刀を取り上げる。
⑤足を入替え撞木の足とし、刀を奥の小手を狙って振り下ろす。

※ポイント
②剣先と人中路を結ぶ線を中心に太刀が回転するイメージ。
③互いの剣先が5センチ程度触れ合う距離。近すぎても遠すぎてもいけない。
④一刀両断の取り上げのように、顎付近に太刀を格納する。
⑤間合いに注意。

【合し打ち】
※ポイント
しっかり後ろ足を張る。
人中線を取る。

【鉄扇対小太刀 逆松葉 ―切り下げ 右転身 後倒】
(右転身から)
①相手の右腕を鉄扇で押さえ、下に誘導する。
②押さえたまま、左転身で相手の背後に回り込みながら、肘を伸ばして外に払うようにする。
③左手を相手の肩に乗せ、僅かに後ろへずらす。
④相手が後ろ体重になったのを確認したら、自らの膝を曲げて相手を崩す。

※ポイント
④後ろに引っ張って崩すのではない。相手の崩れる方向はまちまち。真下というよりは、膝から前方に崩れる感じ。

【鉄扇対小太刀 逆松葉 ―切り下げ 右転身 入身投】
(右転身から)
①相手の右腕を鉄扇で押さえ、下に誘導する。
②下に来たら、鉄扇の向きを親指で手前に変えて、相手の肘を首付近へ畳むように誘導する。
③十分に肘を畳んだら、左手を相手の背中に添えて、鉄扇とともに相手を後方に誘導して倒す。

※ポイント
②鉄扇を返す方向を逆にしないように。

【鉄扇対小太刀 逆松葉 ―切り下げ 右転身 四方投げ 表】
①小太刀で斬りこんでくるのを右転身に避ける。
②相手の右腕中程を鉄扇で押え、左手で手首を挟む。
③そのまま腕を取り続け、四方投げとする。

※ポイント
②通常の四方投げと、左右の手の持つ位置が逆になっている。
②~③左手は相手の手首を固定するだけ。それ以上の仕事をさせないように。
②尺骨側に鉄扇を密着させ、膮骨側に圧力を生みだす。
③頭上付近で圧力が途切れがちになるので注意。

【柔術二か条 後捕 掬投】
①立っていると後ろから両肩を掴まれる。
②両肩をすぼめるようにしながら、一歩右足を踏み出す。
③振り返るとともに、左で肘打ちし、そのまま入り身投げのように相手の上体を後方に倒していく。この時、左膝を立てておく。同時に相手の右膝付近を掬い。相手の上体を自らの左膝に横たえる。
④右手で顎を上げさせて右肘で鳩尾を圧迫する。
⑤左膝を引いて相手を床に背中から落とす。

※ポイント
④肘で圧迫するのは、左膝の真上付近。膝と肘とで挟み込む。

【柔術二か条 後捕 肘挫】
①立っていると後ろから両肩を掴まれる。
②バタフライみたいに両手を前に出し、左足を後ろにひく。
③相手の脇腹をくぐり抜けて後方に密着し、左手で相手の小手を内側に折り、右手で二の腕の裏付近を押し込んで潰す。着地時は、左膝を立てておく。
④相手の左腕を立てた左膝に押し当て、右手で相手の右腕を腰から回してとり逆肘とする。
⑤左膝で相手の頭を捕らえて引き付ける。同時に両腕を引き寄せて固める。

※ポイント
③小手がうまく折れなければ、胸に押し付けて曲げても良い。

【柔術二か条 後捕 首投】
①立っていると後ろから羽交い締めにされる。
②両肘を自分の脇腹に引き付けるとともに、右膝を着いて羽交い締めを解く。左膝は立てておく。
③右腕で相手の首を掴み、前方に投げる。
④左膝に相手の首を立て懸け、右手をあごに回して中途半端な高さで引き上げる。
⑤両手で相手の頭を抱え込みつつ、胸を前に倒して圧縮し、首を攻める。

※ポイント
⑤かけられると首の後ろが伸びて、前がつぶれる感じ。

【四方投げ 表】
四方投げは相手の脇腹を引き出すことが肝要。膮骨ばかりに捕われないこと。

☆本日のひと言☆
四方投げの要諦は肩甲骨下の肉(広背筋)を引き出すことにあると、これまでに何度か教わっているにもかかわらず、持ち方が変わるとその手先ばかりに神経が向いてしまい、本来狙うべきところを忘れていることがよくある。トレーニングも仕事も同様で、つい目の前のものを「こなす」ことばかりに集中してしまい本質を忘れがちで、そんな時は決まって十分な成果が上がらないものである。

横浜稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/1/29 ステルスな強さ

【合し打ち】
※ポイント
人中路を取る。正眼は左手が臍の高さ。前に踏み出さないこと。ベクトルは相手の刀を弾くが、刃を立てない。後ろ脚を張り、肩甲骨を迫り出す。全身のパーツから生まれるパワーを剣先に集中させる。剣勢という。

【鉄扇対小太刀 右転身 松葉 二か条-小手返】
(先週の両手使う二カ条ではなく、鉄扇の端を持たず片手で操作するニカ条)
①自らの尺骨で圧力をかけつつ、松葉に持った鉄扇を引き絞り、相手の腕をホールドする。
②拳を前にえぐるように回し、相手を下に押さえ付ける。
③フレームを相手の後方に運び、崩す。

※ポイント
①コウモリが羽をたたむようなイメージで、鉄扇を引きつける。
③どこに持っていけば、相手が崩れやすい重心かを見極める。

【鉄扇対小太刀 右転身 逆松葉 二か条-小手返】
①逆松葉のまま、相手の腕を切り上げる。
②目の前の高さに来たら、力の向きを変え、相手の腕を巻き込むようにする。
③小手返しの要領で、相手を後方に崩す。

【鉄扇対小太刀 右転身 松葉 一か条 表】
①相手が小太刀で斬りこんでくるのを、右転身でかわす。
②松葉のまま、相手の腕を切り上げる。
③肘が見えたら左手で捕らえて一カ条に崩す。
④十分に崩したら、松葉に持った鉄扇を引き付けて、帯の高さまで引き上げる。

※ポイント
③相手に飛び込んで、しっかり内転筋で受け止める。
③右寄りに崩すと体勢がつらくなる。

【鉄扇対小太刀 右転身 逆松葉 一か条 表 固め】
①相手が小太刀で斬りこんでくるのを、右転身でかわす。
②松葉のまま、相手の腕を切り上げる。
③肘が見えたら左手で捕らえて一カ条に崩す。崩すのに合わせて左足を相手の両足の中ほどまで進める。
④両足で地を割くように踏ん張って、相手の腕を左ももに乗せ、右手を添えて逆肘とする。

※ポイント
④後ろ体重になると、逆に崩される。

【柔術 二か条 半座半立 肘挫】
①膝立ち(つま先を立てた正座)でいるところを、背後から襟を掴まれる。
②右膝を立てる。
③左に振り返りながら、立てた右膝を左膝に引きつける。
④左膝を立てるとともに、襟を掴んでいる相手の腕の肘付近を真下に下ろす。
⑤倒れた相手の右腕を自らの左膝に固定する。
⑥相手の左腕を腰の方から回すようにして取り、左手を鎌手にして、肘を極める。
⑦右手で相手の額を引き寄せ、右膝ではさみ、エビ反りにして固める。

※ポイント
⑤~⑦両膝を締めるイメージ。

【柔術 二か条 半座半立 入身詰】
①膝立ち(つま先を立てた正座)でいるところを、前方から両手を押さえつけられる。
②左腕を掴ませたまま、右手で相手の右膮骨を取る。
③右膝を立てながら前進し、相手の右脇(向かって左)をくぐり、180度回転する。
④親指を、持たれている左腕で極め続け、相手を前方に投げる。
⑤倒れて腕を決められた状態から、相手が左足で蹴りを入れてくる。
⑥極めている腕に、蹴ってきた足をからませ、右膝で押さえつける。
⑦左の踵で、相手の頭を手繰り寄せる。
⑧極めている腕を時計回りに回しながら、引き上げる。

※ポイント
④意識は親指を極めることに集中する。
⑦ぐいぐいと、思い切り引き寄せる。

【柔術 二か条 後捕 突倒】
①立っていると、後ろから襟を掴まれる。
②負けないように強く、左足を一歩踏み出す。
③振り返りながら右足を一歩相手に進めるとともに、肘打ちを食らわす。
④左足を引き寄せ、揃える。右手でアッパーの後、相手のあごをとらえる。
⑤右足を一歩踏み出して、相手を後ろに倒す。
⑥仰向けになった相手に跨る(いわゆるマウントポジション)。相手の右腕を左手で内側から払い、立てている左膝に押し当てて逆肘とする。左肘も同様に右膝で逆肘とする。

※ポイント
⑥後ろ体重にならないように。やや膝を前にせり出すことで、肘を置きやすくなる。

☆本日のひと言☆
普段は木の脇差を逆さに持って鉄扇に見立てて練習しているが、本日初めて本物の鉄扇を見た。見た目は普通の扇だが、親骨が鉄でできてて、持ってみるとズシリと重い。これはれっきとした武器である。
こういう外見からはわからない「ステルス」な強さにしびれてしまう。私が日本の武道に魅かれるのも、そのステルス性にある気がする。即ち、隆々とした筋肉よりもしなやかな体が必要とされ、技も見た目にはわかりにくい動きがとても重要だったりすることが多い。それこそが、日本人が大切にしてきた美学に通じる感じがしている。

雪が谷稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/1/15 タイガーマスクになりたい

【素振り】
姿勢に納得するまで、次の動作に移らずに、じっくりやってみた。

【燕飛 打太刀】
初めて燕飛の打太刀をやってみた。燕飛自体が、ちゃんとやるのが約一年ぶりだったので、最初はまったくちぐはぐだったが、繰り返すうちにだんだんつながってきた。

【鉄扇対小太刀 右転身】
①こちらは直立。相手が小太刀で斬り込んでくる。
②右転身でかわし、それに伴って右腕が振られ、鉄扇を相手脇腹に押しつける。

【鉄扇対小太刀 右転身 二か条-小手返-固め】
(右転身から)
①グリップを緩めながら相手脇腹に鉄扇の先を押し当てて、鉄扇を「逆松葉」とする。
②相手右腕の下から鉄扇を差入れて、反対側を左手でつかむ(自分の右腕の下から)。
③相手の肘を引出すようにして、崩す。
④右肘で相手顔面を打つようにして仰向けに倒す。
⑤相手の頭側から反対側に回り込み相手右腕を背中に付けるようにして固める。

※ポイント
①構えの状態が「松葉」。逆松葉とは、先端を握り、小指側から鉄扇が出ている状態。
③あくまで、二か条。下方向へのフレーム移動を大事にしつつ、鉄扇で手前にえぐる感じ。

【鉄扇対小太刀 右転身 三か条-投げ-固め】
(右転身から)
①グリップを緩めながら相手脇腹に鉄扇の先を押し当てて、鉄扇を「逆松葉」とする。
②相手右腕の下から鉄扇を差入れて、反対側を左手でつかむ(自分の右腕の下から)。
③右手主導で相手の肘が浮き、前腕を立たせるように誘導する(左手は離さない。)。
④フレームを相手背中にもってくるようにして後ろに崩す。
⑤右足で相手右胸を踏み付けるとともに、銀扇で作ったフレームを引き上げるようにして固める。

※ポイント
⑤最後まで、三角形を維持すること。

【柔術 二か条 半座半立 手刀詰】
①正座しているところへ、相手が左手で右肩を掴んでくる。
②右ひざを立てるとともに、左手で、相手の小手を取り、右手で肘を取って二か条とする。
③相手の小手・左腕が「Z」字を描くように、また、その「Z」字がより低くつぶれるように、圧力を加える。
④左手を維持したまま、相手の肘を伸ばす。
⑤相手の肩に左腕を押し込むようにする。また、自分の左脚を前に投げ出し、踵を着けて固める。

※ポイント
③左手を壁にして、そこに右手で持った相手の左腕をぶつける感じ。
④つまり、「Z」を肘のところでつぶす。

【柔術 二か条 半座半立 小手返】
①正座しているところへ、相手が右から正拳を突いてくる。
②左に90度回転してかわし、正拳をとらえる。
③右に向きかえり、小手返しにして倒す。
④小手を床に押し付け、二頭筋を右膝で潰す。
⑤肘を床に押し付ける。

※ポイント
④これは痛い。

【柔術 二か条 半座半立 裾取】
①正座している前に、相手が歩いてくる。
②後ろ足(右足)の膝上に左掌の小指側を押し当て、右手でふくらはぎ付近を掴む。
③左手で相手の足表面を内から外になでるようにし、右手はふくらはぎを逆方向に回転させるようにして倒す。
④倒れた相手の足首付近に右膝を、相手のひざ下3センチのふくらはぎ側にあるツボを左膝で圧迫する。

※ポイント
③同じ原理を、「車倒」に応用できる。倒すときに、膝下を足の小指でひっかけ、外側に回すことで、効果が増す。

【合気柔術 一か条】
※ポイント
右足を突っ張る傾向がある。膝を柔らかく使う。

☆本日のひと言☆
入門して2年半。とうとう本部稽古への参加を許された。通称「虎の穴」。
感想は、同じ「数学」と名のつくものを学びながら、中学生が大学の講義を受けることを許されたような感覚と表現すべきと思う。同じ数字や数式を使いながら、中身が全然違う。そんな感じだ。
はるか先を行く先輩たちも、道を探してる。不思議な世界である。

雪が谷稽古日誌 ~☆しろ帯っ子の挑戦☆~  23/1/9 【特別篇・講習会】 初心忘るべからず

【両手持ち 四方投げ 表】
①相手に両手を持たれる。
②右親指と人差し指・中指で相手右脈所を挟む。
③右足を一歩進めて、相手右肩甲骨を引き出す。
④左足を一歩進め、手に持った相手の右腕を目の前に固定したまま、自らの体に巻きつけるように右に回転する。
⑤180度回転したところ(相手の腕が頭上を通過した後)で、相手の右肘を折りたたみ、後方に投げる。

※ポイント
(全般)目的は、相手の肩甲骨およびそれに付属する脇腹付近を引き出すこと。そこに意識を集中する。
②の前に、朝顔の手を通じて相手の肩を外し、その後導きやすくするバージョンもある。
②「脈所を押える」とは「膮骨の先端部を押える」こと。
②脈所を押える親指が強すぎると、中指・薬指側の尺骨への引っかかりが弱まり、逆効果となる。
③力の強い相手には、右手のみに頼らず、左手を下からあてがうと良い。
⑤頭上を通過するときに、脈所の押えが緩みがちになる。最後に倒して固めるまで、手の内は緩めない。

【横面打ち 入り身投げ】
①相手の横面打ちを転身3でかわす。
②右手で相手右腕を切り上げる。
③左転身で左足爪先を、相手両足間の中点に進め、同時に相手右腕を切り下げる。
④相手左耳生え際あたりを押さえ、自分の右胸と肩の間におしつける。
⑤右腕を真上に上げて、相手の首を固める。
⑥へそを正面に回す。
⑦右手指を真下に向け、倒す。

※ポイント
③触れ合気(?)の要素で導くためには、まず上方へ、続いて相手の腕なりになでるように導く。下に向かわないように注意する。
④~⑦頭のロックは最後までしっかりかける。緩めない。
⑥と⑦はきちんと分ける。
⑦腕を巻きつけないバージョンは、肩をかぶせるようにする。そのためには、腕を大きく回すと良い。

【突き 小手返 裏】
①相手が突いてくる。
②右手で払う。
③左半身とともに左足を半歩前に出し、これを軸に左に回転。相手と背中合わせとなる。
④相手の手首を左手で真っ直ぐに持ってくる。
⑤顎に牽制の当て身を入れ、同時に左手で小手返しの手を作る。
⑥右手をあてがい補助する。
⑦一歩前に出て倒す。

※ポイント
④相手を前重心のままにするためには、「帯の下」のまま持ってくることが必要。また、強く握れば相手が反応して重心が修正されてしまう。
⑤「小手返しの手」とは、相手に密着し、隙間を作らない。親指は相手の中指と薬指の間の付け根にあてがう。
⑤小指でダウンフォースを、親指で相手の肘を引き出す。同時に行うためには、自らの肘を伸ばすようにして活用する必要がある。
⑤「同時に」というのが重要。

【小手返 固め】
(相手が倒れたところから。右手は相手小手を小指と親指で挟んでいる。)
①相手の肘をポンと叩いて押さえ、相手の腕を軸に脇腹の方へ回転する。
②相手の腕を地面と垂直に立て、一旦引き上げて、左膝に乗せる。
③引き上げた腕を、そのまま地面に突き刺すように垂直に押しこむ。

※ポイント
(全般)最後まで小手返しを緩めない。

【文手取り 三カ条 表】
※ポイント
(全般)
親指はひっかけないで、相手の手の甲に添えておく。

【片手取り 二カ条】
※ポイント
(固め)腕を下に押さえつけるのに伴い、肘が下を向いてしまうのを、手前に引き寄せ上を向かせる。その間も二カ条を緩めない。

【正面打ち 一カ条 表】
※ポイント
三角形のフレームを倒すとき、右寄りにしすぎると体勢が苦しくなるので、下に導く際に、やや左に修正しても良い。

☆本日のひと言☆
今年の稽古初めは、講習会。基本技をみっちりやった。
共通したテーマは、「最後まで緩めない」。四方投げの膮骨への圧力、入り身投げの頭のロック、小手返・二カ条・三カ条の固め、いずれも取った瞬間から最後まで緩めてはならない。
同様に年の初めに誓った抱負は、年末まで維持しなければならない。